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感想を書いてますが、読まないほうが愉しめると思います。
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ほのかなるものなりければをとめごはほほと笑ひてねむりたるらむ 斎藤茂吉
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われ男の子意気の子名の子つるぎの子詩の子恋の子あゝもだえの子 与謝野鉄幹
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風来り、高鳴るものは、やまならし、あるいはポプラ、さとりのねがひ。 宮沢賢治
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おなじ地におなじ木ならび今日もまたおなじ葉と葉とあひ触れて鳴る 尾上柴舟
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今の世は来む世の影か影ならば歌はその日の予言ならまし 尾上柴舟
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多摩川にさらす手作りさらさらに何そこの児のここだかなしき 東歌
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これがこれ生きた人間の顔かもよ、あをじろく、あをじろく、何にも知らず。 土岐善麿
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またひとり顔なき男あらはれて暗き踊りの輪をひろげゆく 岡野弘彦
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